仙台
仙台・宮城・東北の事業者・自治体のためのタイ市場マーケティング
2024年に仙台市に宿泊したタイ人は21,613人。前年比20.5%増で、コロナ前の2019年(19,004人)をすでに上回っています(仙台市観光戦略課「令和6年 仙台市観光統計」2025年6月)。仙台市は2024年10月に市長を団長とする訪問団をバンコクに送り、直行便の再開と誘客を働きかけました。東北は、タイ市場にとって「これから」の地域です。
PHYGITAL AGENCY COMPANY LIMITEDは、タイ北部チェンマイに拠点を置くマーケティング会社です。仙台に事務所はありません。その代わり、タイ人が実際に見るSNS、検索する言葉、信頼するインフルエンサー、購入までの行動といったタイ側の実務を、タイのチームが担います。このページでは、仙台・宮城・東北の事業者がタイ市場で取り組める4つの領域、①タイ人観光客の誘致、②東北産品のタイ市場進出、③タイのチームによる制作、④日本のお客様に向けた発信を、公開データとともにご紹介します。地元の事業者、大手・グローバルブランド、自治体・観光協会、そしてはじめて代理店に依頼する中小企業、それぞれに向けて書いています。直行便の状況は変わりやすいため、日付とともに記載しています。
仙台・東北とタイの今(公開データ)
施策の前に、数字を確認します。出典と年はそれぞれの項目に記載しています。
仙台に泊まるタイ人はコロナ前を超えた
2024年の仙台市の外国人宿泊者数は551,822人で前年の1.63倍。国・地域別では台湾291,279人、中国61,377人、欧州31,115人、米国27,893人、韓国25,974人、香港22,179人に次いでタイが21,613人(前年比20.5%増)。2019年の19,004人を13.7%上回り、アジアの市場では台湾、中国、韓国、香港に次ぐ5番目です(仙台市観光戦略課、2025年6月)。
バンコク直行便:季節運航と、その先
タイ国際航空の仙台=バンコク(スワンナプーム)線は2019年10月に就航し、2020年3月に運休しました。タイ・エアアジアXは2025年12月1日に仙台=バンコク(ドンムアン)線を週4往復(月・水・金・日)で新規就航し、同社初の東北路線、東北とタイを結ぶ唯一の直行便となりました(仙台国際空港、2025年9月17日)。2025年12月から2026年4月まで運航した後、2026年10月の再開は、中東情勢の悪化に伴う採算面を考慮して見送ると仙台市が2026年7月7日に明らかにしました(東日本放送、2026年7月7日)。
仙台市はバンコクで自ら売り込んでいる
仙台市は2024年10月29日から11月1日、市長を団長とする訪問団をタイに派遣しました。タイ国際航空と直行便の再開について協議し、タイ国政府観光庁(TAT)やバンコク都と面会したほか、タイの旅行会社向けに仙台、名取、岩沼、山形、福島を紹介するセミナーと商談会を開き、仙台牛の試食も行いました(仙台市)。地域が動いている今は、事業者が乗る好機です。
タイ人が東北を選ぶ季節
JNTOの市場ハンドブック(2025年)によると、ソンクラーン休暇(4月15日前後)には東京の桜がすでに散っていることが多く、リピーターは桜前線を追って東北の名所で満開の桜を楽しみます。山形駅から徒歩圏の霞城公園は4月中旬から下旬に満開です。タイの学校が長期休暇になる10月は4月・12月に次いで訪日客が多く、この時期に東北へ行けば見事な紅葉が見られる、と同資料は述べています。
東北ツアーの価格帯
バンコク発の東北7日間パッケージツアーは89,900バーツで、蔵王のお釜、中尊寺、八幡平、弘前公園、鶴ヶ城、大内宿などを周ります(JNTO 2025年)。東京4日間の32,888バーツと比べて高価格帯で、東北を選ぶタイ人は東京・大阪を経験したリピーターが中心です。訪日タイ人の85.3%が個人旅行で、旅行情報源は動画サイト34.9%、SNS 33.3%(観光庁 2023年)。
このページは誰のためのものか
タイの会社に依頼する理由は、それぞれ違います。4つの立場に向けて書いています。
仙台・東北の地元ブランド・店舗・観光施設
タイ人観光客を迎える飲食店、宿泊施設、小売、体験施設、そしてタイに商品を届けたい地元ブランド。規模は問いません。タイ語で見つかり、選ばれる状態を一緒につくります。
東北に本社を置く企業・全国ブランド
本社のマーケティング部門とタイ側の実務の間に入り、タイ語のコンテンツ、広告、インフルエンサー、調査を担います。タイの現地法人がある場合は、その拠点と連携します。
宮城県・仙台市、東北の自治体・観光協会
タイ人がどれだけ仙台を訪れているかを公開データで把握したうえで、来訪者を増やし、地域に消費を落とす施策をご一緒します。タイ側の発信は、タイの会社が担うのが最短距離です。
はじめて代理店に依頼する中小企業
本気でマーケティングに取り組みたいなら、規模や経験は問いません。私たちも仙台・東北の文化と考え方を学びたいと考えています。一方的な受発注ではなく、関係を育てながら、貴社の商品・サービスをタイに広げる協働として進めます。
仙台・東北の事業者に提供するサービス
4つの領域それぞれで、タイ側の実務と、日本のお客様に向けた制作を担います。
1. タイ人観光客の誘致
タイを配信先にしたMeta・Google・TikTokの広告運用、旅行分野のタイ人インフルエンサーの選定と運用、タイ語のメニュー・案内表示・Webページ・動画字幕の制作、タイ人観光客向けLINE公式アカウントの設計。東北を選ぶのはリピーターが中心なので、「東京の次」を探す層に、桜前線と紅葉の時期を軸にタイ語で届けます。
2. 東北産品のタイ市場進出
タイの消費者調査と競合分析、タイ語のブランドサイトとSEO、Shopee・Lazada・TikTok Shopでの販売に合わせた広告とコンテンツ、タイ語のSNS運用。仙台牛、米、果物、日本酒など、タイ人が東北で味わったものをタイでも買えるようにする「旅行後の購入」の導線設計も含みます。
3. タイのチームによる制作(オフショア)
日本市場向けのWebサイト、グラフィック、動画、字幕を、日本円の見積もりでチェンマイのチームが制作します。詳しくは /ja/solutions/offshore をご覧ください。
4. 日本のお客様に向けた発信
東北の産品・サービスを日本国内のお客様に向けて発信するSNS運用、動画、Webサイト、日本語コンテンツを、チェンマイのチームが日本円の見積もりで制作します。Meta・Google・TikTokの広告は配信先を日本に設定して運用できます。日本国内の媒体(LINE広告など)は扱っていません。
仙台からの進め方
直行便の有無に左右されない土台を先に作り、便が飛ぶ季節に集中して配信します。
まず:タイ語の土台を整える
無料の初回相談で、貴社のタイ人客の割合、Googleマップのタイ語レビュー、タイのSNSでの仙台・東北の話題を確認します。タイ語のメニューや案内、Webページの基本情報、LINE公式アカウントを先に整え、東京経由で来るタイ人にも届く状態にします。
便が飛ぶ季節:直行便に合わせて集中配信
直行便の運航期間(2025年12月〜2026年4月は冬季運航でした)に合わせ、タイを配信先にした広告と旅行分野のタイ人インフルエンサーの投稿を、就航の2〜3か月前から出します。運航計画は変わるため、配信計画は仙台国際空港の発表を確認して組み直します。
通年:桜前線と紅葉で「東京の次」になる
ソンクラーンの桜と10月の紅葉は、直行便がなくても東京経由の新幹線で東北に来るリピーターに届く切り口です。結果は英語の月次レポート(必要に応じて日本語要約)で振り返ります。連絡は日本語で、相談は英語と通訳、契約書は英語と日本語で作成します。
対応していないこと
仙台に事務所はありません
仙台や東北に事務所やスタッフはありません。雪景色や店舗の撮影など現地での作業は、貴社の素材または現地パートナーとの連携が前提です。
来訪者数の保証はしません
宿泊者数や来店数を保証することはできません。直行便の運航も私たちが決められることではありません。保証するのは、タイ側の実務を測定できる形で行い、結果を隠さず報告することです。
日本国内媒体の広告運用は行いません
運用している媒体はMeta・Google・TikTokです。日本国内向けの媒体(LINE広告など)はお受けしていません。
なぜ東北のタイ市場をPHYGITAL AGENCYに任せるのか
仙台に来るタイ人の数を知っている
このページの数字は、すべて公開データから引用しています。タイ人がどこから来て、何を見て、どこで満足しているかを知っている会社が、タイ語で発信します。来訪者が増えれば、消費は仙台・東北に落ちます。
一緒に学び、一緒に育てる
私たちは仙台・東北の文化と事業者の考え方を学びたいと考えています。はじめて代理店に依頼する企業とも、小さく始めて、関係を育てながら進めます。
混み合う前に
仙台に泊まるタイ人は2.2万人(2024年)で、台湾の29万人とは桁が違います(仙台市観光戦略課)。だからこそ、タイ語で情報を出している事業者がほとんどなく、先に始めた店舗や施設が「東北のタイ語の情報」そのものになれます。
地方都市から地方都市へ
チェンマイも仙台も、首都ではない地方の中核都市です。首都圏のブランドと同じ予算で競わない地方都市の戦い方を、私たちは自分たちの市場で実践しています。仙台市がバンコクで自ら売り込む動きに、事業者の発信を重ねます。
実績は正直に
日本のクライアント実績はまだ公開できるものがありません。代表が会社設立前にバンコクのホテルでSNSの日本語翻訳を個人として担当した経験と、タイ国内での7年以上の実績から、正直に始めます。
よくあるご質問(FAQ)
直行便がなかった2024年にも、仙台市に宿泊したタイ人は21,613人で、2019年を上回りました(仙台市観光戦略課、2025年6月)。東京経由で新幹線を使うリピーターが東北の桜や紅葉を目当てに来ているためです(JNTO 2025年)。直行便は追い風ですが、前提ではありません。
タイ・エアアジアXの仙台=バンコク(ドンムアン)線は2025年12月1日に週4往復で就航し、2026年4月まで運航しました(仙台国際空港、2025年9月17日)。2026年10月の再開は見送りと、仙台市が2026年7月7日に明らかにしました(東日本放送、2026年7月7日)。運航計画は変わるため、配信計画を組む前に仙台国際空港とタイ・エアアジアXの発表を確認し、その時点の状況でご提案します。
タイ最大の旅行シーズンであるソンクラーン休暇(4月15日前後)には、東京の桜がすでに散っていることが多く、リピーターは桜前線を追って東北で満開の桜を楽しみます(JNTO 2025年)。山形の霞城公園のように4月中旬から下旬に満開になる名所を、3月中の配信でタイ語で伝えれば、「東京の次」を探すタイ人に届きます。
仙台市の訪問団は2024年にバンコクで仙台牛の試食を行いました(仙台市)。まずタイでの需要と競合を調査し、Shopee・Lazada・TikTok Shopと自社サイトのどこで売るかを決めてから、タイ語のコンテンツと広告に進みます。食品表示や輸入規制については、タイ側の専門機関をご紹介します。
はい。2024年に仙台市に宿泊したタイ人は21,613人で、2019年を上回りました(仙台市観光戦略課、2025年6月)。こうした公開データで貴地域のタイ人来訪者の実態を確認するところから始め、タイのSNSと動画での発信、タイ人インフルエンサーの招請、タイ語の観光情報の整備までを担います。契約書は英語と日本語で作成し、調達手続きに合わせた見積書と仕様書の提示にも対応します。
無料の初回相談で、貴社の商品・サービスと、タイ人のお客様が今どれだけいるかを一緒に確認します。最初から大きな予算は必要ありません。タイ語のページ1枚、SNSの投稿1本といった小さな単位から始め、結果を見ながら広げます。私たちも仙台・東北を学びたいので、遠慮なくお話しください。
東北なら、ソンクラーン休暇の桜に向けた3月の配信だけといった短期のご依頼から始められます。広告運用は月額 ¥63,000〜(広告費別)、インフルエンサーは人選と本数によって、翻訳・字幕は分量によって日本円の見積書をお送りします。連絡は日本語で、初回相談は英語、本格的な打ち合わせは通訳を交えて行い、契約書は英語と日本語で作成します。
出典: 仙台市観光戦略課「令和6年 仙台市観光統計」(2025年6月25日)