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PHYGITAL

フィジタルとは:店頭とデジタルを一つの体験にするマーケティング

店で商品を手に取った客が、翌日スマートフォンで買う。店頭(Physical)と画面(Digital)が重なるほど、オフラインとオンラインを別々に扱う従来のマーケティングは客に追いつけず、接点ごとの体験がつながらなくなります。「フィジタル」は、この二つの世界を一つの体験として設計する考え方です。

フィジタル(Phygital)は、Physical(物理的な世界・店頭)とDigital(オンライン)を合わせた言葉です。PHYGITAL AGENCY COMPANY LIMITEDは2019年10月29日、タイ・チェンマイでこの考え方を社名に掲げて設立されました。会社名である以上に、私たちの「マーケティングの中心にある哲学」です。このページでは、フィジタルとは何か、O2Oやオムニチャネルと何が違うのか、どんな事業に向いているのか、そして私たちがなぜ30のサービスを「事業の診断」から始めるのかを説明します。日本語での初回相談は英語、本格的なお打ち合わせには通訳を交えて承ります。

フィジタルとは

顧客の体験は、画面の上で終わることも、レジの前で終わることもありません。二つの世界を行き来する「一つの旅」です。

一つの旅としての顧客体験

顧客はソーシャルメディアで広告を見て(Digital)、店で実物に触れ(Physical)、QRコードを読み取って特典を受け取り、LINE公式アカウントの会員になります(Digital)。PHYGITAL AGENCYは、こうした体験を設計し、つなぎ合わせることを専門としています。事業が最大の効率で動き、予算に見合い、その時々の状況に合うようにするためです。

社名の由来

PHYGITAL AGENCYは、グローバルなエージェンシーと同じ品質と基準を持ちながら、地域の事業の文脈を深く理解する「デジタルエージェンシー」を作りたいという思いから生まれました。「現実の世界(Physical)」と「デジタルの世界(Digital)」を一つにするという原則が、そのまま社名になっています。

国境のない仕事の仕方

創造の拠点は、世界のデジタルノマドが集まる都市チェンマイにありますが、仕事は「国境がない」ことを前提にしています。技術が地理の枠を壊した時代に、タイ国内外の、B2BでもB2Cでも、さまざまなクライアントの課題に取り組みます。優れたアイデアと鋭い戦略は、世界のどこでも成功を生み出せると信じているからです。

O2O・オムニチャネルとの違い

よく混同される4つのアプローチを、顧客の見方と、つまずきやすい点で比べます。

チャネル別マーケティング

オフラインとオンラインを別のキャンペーン、別のチームとして扱います。顧客データがつながらず、顧客はチャネルごとに関係をやり直すことになります。

O2O(Online to Offline)

オンラインの役割は、人を店頭へ送ることです。一方向の見方で、店頭で得た情報を次に活かす仕組みがありません。

オムニチャネル

すべてのチャネルがつながり、データが行き来します。ただし焦点はバックエンドの仕組みにあり、現場での体験そのものまでは扱いきれません。

フィジタル

あらゆる接点で二つの世界を行き来できる、一つの体験として設計します。つまずきやすい点は、最初から設計する必要があることです。仕組みが動き出した後で継ぎ足すものではありません。

フィジタルが向いている事業

店頭とオンラインの両方を持つ事業なら、規模や業種を問いません。

店頭とオンラインの両方がある事業

小売店、カフェ、ホテル、クリニック、あるいはオンラインでの発見から実店舗での体験、再購入まで途切れのないカスタマージャーニーを作りたいブランド。フィジタルを機能させる鍵は、店頭のデータをオンラインとつなぐことです。

B2B事業

B2Bでも、イベントとデジタルのリードジェネレーションをフィジタルの原則でつなげば、展示会や商談会で得た接点をオンラインで育て、成約まで運ぶことができます。

タイ市場に入る日本の事業

タイの顧客は、Facebook、Instagram、TikTokで見つけ、LINE公式アカウントでやり取りし、店舗やShopee・Lazadaで買います。この行き来を一つの体験として設計することが、タイでのフィジタルです。タイ側の実務は、チェンマイのチームが担います。

哲学と立場:ホワイトマーケティングとESG

私たちを分けるのは最新のツールではなく、誠実さと社会への責任を軸にした仕事の「核」です。

ミッション・ビジョン・バリュー

ミッションは、広告制作と経営の相談に誠実かつ率直に応える、ワンストップのパートナーであること。ビジョンは、創造性を重んじ、多様性を促し、人権を尊重し、社会と環境に役立つ事業モデル(ESG)を取り入れるデジタルエージェンシーであること。バリューは、誠実に耳を傾けて問題を解決し、枠にとらわれず考え、仕事を楽しみ、柔軟でプロフェッショナルで速いこと。そして何より「クライアント、取引先、働く人を不当に扱わないこと」です。

ホワイトマーケティング

PHYGITAL AGENCYが鉄則とする考え方です。偽の「いいね」の購入や、消費者を欺くクリックベイトのような、事実を歪める近道は使いません。データを開いて率直に分析し、中身のない見栄えの良い数字ではなく、ブランドにとって持続する価値と成果を作ります。消費者が賢くなり、GoogleやMetaのアルゴリズムが欺瞞的なコンテンツを厳しく扱うようになった時代(Google「スパムに関するポリシー」)、事実に基づかないリーチや「いいね」は、長期的な信頼を壊します。

ESGと国際的な枠組み

私たちのサステナビリティ方針は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」、「ビジネスと人権に関する指導原則(UNGPs)」、UNESCOの「AIの倫理に関する勧告」という三つの枠組みの上にあります。環境ではグリーンオフィスとデジタルカーボンフットプリントの削減、社会では受け手に責任を持つ広告と働く人の健康、ガバナンスでは透明で検証できる事業運営です。詳細は /ja/policy/sustainability に公開しています。

30のサービス:広告代理店ではなく「事業を診断する医師」

「KEEP MOVING FORWARD BEYOND LIMITS」のもと、PHYGITAL AGENCYは広告を請け負うだけの会社ではなく、事業を360度から支える戦略的パートナーです。

診断(Shindan)から始める

PHYGITAL AGENCYは、タイ市場で繰り返し見てきた二つの問題から生まれました。一つは、同じ顧客が二つの世界を行き来しているのに、事業がオフラインとオンラインを別のチーム、別の予算に分けさせられていること。もう一つは、誰も本当の問題を診断しないまま広告パッケージを勧められること。だから私たちのコンサルティングは、日本の中小企業診断の考え方を取り入れた「診断」で、事業の構造、実際の数字、顧客の道筋を先に確かめてから解決策を提案します。多くの事例で、直すべきは広告ではなく、店頭と画面の間の「継ぎ目」でした。

市場調査と地図マーケティング

正確なデータは、推測ではない事業判断の土台です。市場調査では顧客インサイト、競合分析、事業の実現可能性を探ります。地図マーケティングでは、Googleマップ、Appleマップ、OpenStreetMap、Foursquareなど、あらゆる地図で店舗が正しく見つかるようにします。いずれもタイ北部では特に得がたい、深い分析を伴うサービスです。

デジタルマーケティングから動画制作まで

デジタルマーケティング、SEO、コンテンツマーケティング、映画のような動画制作といった標準的なサービスに加え、翻訳、字幕、インフルエンサー、イベント、プロジェクションマッピングまで、30のカテゴリーをワンストップで提供します。一覧は /ja/solutions をご覧ください。

対応していないこと

近道はしません

偽の「いいね」、偽レビュー、クリックベイトなど、事実を歪める手法は使いません。数字ではなく、信頼を積み上げます。

診断の前にパッケージは売りません

事業の構造、数字、顧客の道筋を確かめる前に、広告パッケージを売ることはしません。

日本に事務所はありません

日本に事務所やスタッフはありません。日本のクライアント実績もまだ公開できるものがありません。タイ側の実務をチェンマイから担い、正直に始めます。

よくあるご質問(FAQ)

Physical(物理的な世界・店頭)とDigital(オンライン)を合わせた言葉で、顧客の体験を画面の上でもレジの前でも終わらせず、二つの世界を行き来する一つの旅として設計するマーケティングの考え方です。PHYGITAL AGENCYは2019年にこの考え方を社名に掲げて設立されました。

O2Oはオンラインから店頭へ人を送る一方向の見方で、店頭で得た情報を次に活かす仕組みがありません。オムニチャネルはチャネル同士をつなぎますが、焦点はバックエンドの仕組みにあります。フィジタルは、あらゆる接点で二つの世界を行き来できる一つの体験として、最初から設計します。

小売店、カフェ、ホテル、クリニックなど、店頭とオンラインの両方を持つ事業に向いています。B2Bでも、イベントとデジタルのリードジェネレーションをつなぐ形で使えます。鍵は、店頭のデータをオンラインとつなぐことです。

すべての工程で誠実かつ透明であるアプローチです。偽の「いいね」を買わず、欺瞞的なクリックベイトを作りません。消費者が賢くなり、GoogleとMetaのアルゴリズムが欺瞞的なコンテンツを厳しく扱う時代には、事実に基づかない美しいリーチや「いいね」の数字が長期的な信頼を壊します。持続する戦略は、実データと積み重ねた信頼から生まれます。

診断は、医師が薬を出す前に検査するように、事業を全体から診るサービスです。構造、プロセス、実際の数字を集めて本当の問題を特定します。「広告を出しても伸びない」原因が広告ではなく、カスタマージャーニーや価格戦略の弱さにあることは珍しくありません。根本を直すほうが、広告費を増やすより持続的に効きます。

初回のご相談は無料で、英語で承ります。本格的なお打ち合わせには通訳を交え、メールやフォームは日本語でお送りいただけます。契約書は英語と日本語で作成し、料金は日本円でお見積もりします。タイ側の実務、つまりタイ人が見るSNS、検索する言葉、LINE公式アカウント、店舗とオンラインの接続は、チェンマイのチームが担います。

出典: 国連「持続可能な開発目標(SDGs)」

店頭と画面を、一つの体験に

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